「他部署に興味があります」が、なぜか重く聞こえるとき 2026年10月2日 ランチや休憩中、同僚や上司から「今の仕事以外で、何か興味のある分野はある?」と聞かれることがあります。 こうした場面で自分の関心を話せると、会話が広がったり、新しいつながりができたりします。 ただ、その一言がきっかけで、「今の仕事に不満があるのかな」「そのうち別のところへ行きたいのかな」と受け取られることもあります。 1. うまくいかない例 「今の仕事よりも、マーケティングの仕事のほ...もっと読む
上司との雑談で「ちょっと」がちょうどいい場面 2026年9月18日 昼休みのあと、上司の机の上に温泉のパンフレットがあるのが見えました。「いいな」と思い、少し話を広げてみたい。そんなとき、私たちは自然にこう言います。 「部長、ちょっといいですか。そのパンフレット、温泉ですか。」 この「ちょっと」という言葉は、ビジネスでは曖昧だから、もっとはっきり言ったほうがいいと言われることがあります。たしかに、依頼や報告ではその通りの場面もあります。 ただ、上司と...もっと読む
キャリアの希望を、相談の形に変える 2026年9月4日 評価面談や1on1で、上司から「今後、やってみたい仕事はありますか」と聞かれることがあります。 本当は少し別の分野にも関わってみたい。今の仕事だけで終わりたくない。将来に向けて経験を広げたい。そう思っていても、言葉にするのは簡単ではありません。 ここで多いのが、前向きなつもりで話したのに、今の仕事への不満のように聞こえてしまうことです。 1. うまくいかない例 たとえば、以下のような伝え方...もっと読む
勤務連絡では、事情より先に何を伝えるか 2026年8月21日 朝、電車の遅延が起きた。あるいは、急に体調が悪くなった。始業に間に合わない、または通常どおり働けないと分かったとき、上司にどう連絡するか。この場面では、日本語の丁寧さだけでは足りません。相手がすぐ判断できる形で伝えられるかどうかが、仕事上の信頼につながります。 1. うまくいかない例 「すみません、電車が止まってしまいました。どうすればいいですか?」 「昨日から熱があって、頭も痛くて...もっと読む
上司への進捗報告は「順調です」だけでは足りない 2026年7月31日 多忙な上司に「例の件、どうなっている?」と聞かれたとき、次のように答えることはないでしょうか。 「はい、順調に進んでいます。問題ありません」 日本語としては間違っていません。 ただ、この答えだけでは、上司が状況を十分に分かるとは限りません。 「どこまで進んでいるのか」「何が残っているのか」「このまま進めてよいのか」が見えにくいためです。 進捗報告は、近況を伝えるだけのものではありません。 相...もっと読む
会議で「言いにくいこと」をやわらかく伝える日本語 2026年7月17日 定例会議で、進行中の案件について気になる点がある。 しかし、すでに話が進んでいて、今ここで言ってよいのか迷うことがあります。 自分の意見で会議の流れを止めてしまわないか、強く聞こえないかと考えているうちに、結局何も言えずに会議が終わってしまう。 そのような経験はないでしょうか。 会議では、内容を理解していることも大切です。 ただ、それだけではなく、話にどう入るか、どのくらいの強さで意見を出すかも大...もっと読む
会議の終わりに何を言うか 2026年7月3日 1. ビジネス場面提示:会議の終わり方で印象が変わる 定例会議や打ち合わせが終わり、「では、以上です」となったあと、まわりの人が自然に一言を添えて会議を終えていくことがあります。 その流れに入れず、「失礼します」だけで退出したあと、少しそっけない終わり方だったと感じたことはないでしょうか。 会議では、何を話したかだけでなく、どう終えるかも印象に残ります。 最後の一言は長くなくてかまいません。短い言...もっと読む
会議で「反対です」と言う前に。意見の違いをやわらかく伝える日本語 2026年6月19日 新しいプロジェクトの進め方について話し合っている会議です。 同僚の提案に対して、あなたは「少し問題が起きるかもしれない」と感じています。 内容には賛成できない。けれど、そこで「それは難しいと思います」「私は反対です」とそのまま言ったとき、場の雰囲気が重くなったと感じたことはありませんか。 日本のビジネス会議では、意見が違うこと自体は問題ではありません。大切なのは、その違いをどのように...もっと読む
会議で「賛成です」が強く聞こえるとき 2026年6月5日 1 ビジネス場面提示 新しいプロジェクトの方向性を決める会議で、上司や同僚が「次はSNS広告に力を入れようと思う」と提案しました。あなたも、その案には賛成です。 「ぜひやりましょう」 「賛成です」 気持ちを込めて答えたのに、なぜか少し場の空気から浮いた気がする。間違ってはいないのに、言い方だけが強く聞こえてしまう。そう感じたことはないでしょうか。 会議では、内容に賛成することと、その賛成を...もっと読む
会議で話に入れないとき、見直したいのは「内容」より「入り方」 2026年5月22日 プロジェクトの進捗会議で、議論が速いテンポで進んでいる。自分には確認したい点や、少し気になる点がある。けれども、どのタイミングで話せばよいのか分からない。少し待っているうちに、話題は次の項目へ移ってしまう。 反対に、思い切って話し始めたところ、発言が急に入ったように受け取られ、会議の流れが止まってしまうこともある。 このような場面では、日本語力そのものよりも、会議で発言するときの「入り方」が合...もっと読む