日本のビジネス現場でよく使われるカタカナ語【まとめ】

―和製英語・省略形・言い換え表現まで―

日本のオフィスでは、日常的に多くのカタカナ語が使われています。

しかしその多くは、英語と同じ意味ではなかったり、日本人が英語だと思って使っている和製英語だったりします。英語を知っている学習者ほど混乱しやすいのが特徴です。

このシリーズでは、そんな「ビジネス現場のカタカナ語」について、5回に分けて紹介しました。ここでは、その全体像をまとめます。


第1回:基本20語を分類で紹介

👉 日本のビジネス現場でよく使われるカタカナ語20選(第1回)

外来語・和製英語・短縮形・意味の変化に分けて20語を整理しました。


第2回:日本人が間違って使うカタカナ語の落とし穴

👉 日本のビジネス現場でよく使われるカタカナ語の落とし穴(第2回)

日本人が「英語だと思って」使っているために、英語を知っている学習者が混乱する例を詳しく解説しました。


第3回:実際の会話・メールでの使い方例

👉 日本のビジネス現場でよく使われるカタカナ語の使い方例(第3回)

「アポを取る」「クレーム対応」など、実際の会話やメールでどう使われるかを例文で紹介しました。


第4回:練習問題で理解を確認

👉 日本のビジネス現場でよく使われるカタカナ語練習問題(第4回)

穴埋め問題、言い換え問題、ケーススタディを通して、自然に使えるようになる練習を提案しました。


第5回:カタカナ語を避けた日本語表現

👉 日本のビジネス現場で使われるカタカナ語の言い換え表現(第5回)

「ミーティング=打ち合わせ」「クレーム=苦情」など、日本語らしい表現への言い換えを紹介しました。


まとめ

このシリーズを通して分かるのは、カタカナ語そのものが難しいのではなく、日本人の使い方にクセがあるという点です。学習者は「間違いを指摘する」必要はなく、意味を理解してうまく受け流したり、日本語らしい表現に言い換えたりすることで、円滑にコミュニケーションできます。

👉 学習者の皆さんも、自分のスタイルに合わせて「理解する」「観察する」「言い換える」といった方法を選び、日本のビジネス文化に自然に適応していきましょう。

門永 美保

ビジネス日本語講師

日本語教師養成講座420時間修了。2015年4月から現在まで、京都府内大学の留学生を対象としたビジネス日本語の講義で非常勤講師を務めています。

2023年からは日系企業に就職したい・就業している世界中の人へ向けたビジネス日本語のオンラインレッスンを展開。

留学生の就職支援業務の経験もあり、ビジネスマナーも含めたアドバイスを行えます。

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