留学生が就職したら知っておいてほしい日本の年金制度

日本に住んでいる全ての20歳~60歳の方は年金の納付が義務づけられています。在学中は、年金の納付が猶予される”学生納付特例制度”を利用した人も日本で就職した場合は年金を納付しなければなりません。年金制度のことを詳しく知りたい方は、日本年金機構WEBサイトを見てください。

グローバル化が進む中、日本人が海外へ、海外から日本へと人の移動も活発になり、そうした人たちが年金料を二重(母国と滞在国)に払ったり、支払った年金が掛け捨てとならないよう、”社会保障協定”という二国間の協定や”脱退一時金”という制度が設けられています。

社会保障協定

以下にあるような協定を日本と締結している国があります。詳しくは社会保障協定の締結状況を見てください。
社会保障協定を締結している国の人たちは、

日本に在留する見込み期間が5年未満の方は母国の年金に加入するのみでよい

日本に在留する見込み期間が5年以上の方は日本の年金に加入するのみでよい

年金受給国が指定する年金受給資格の納付期間は、年金受給国ではない国の年金の払込期間も加算される

と決められています。

脱退一時金

脱退一時金というのは、6ヵ月間以上年金を支払い帰国する外国人に対して、払い込んだ年金の額に応じて一定額を払い戻す制度です。日本と「社会保障協定」を締結していない国の人たちが、日本を出国したあとの2年以内に請求することができます。脱退一時金の計算式や手続きの流れについて日本年金機構WEBサイトを見てだくさい。

若く元気なときは、年を取ったときのことが想像しづらいので、年金制度を詳しく調べてみようと思わないかもしれません。しかし、日本で居住するのであれば、知っておく必要のある制度の一つです。

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