5年後、10年後のビジョンを考えること
5年後、10年後には、どんなふうに自分の能力を発揮して仕事をしたいのか方向性を考えるようにアドバイスしました。
しっかりと考えてほしい理由の一つは、母国(中国)に戻ったときに、単に”○年間日本での就労経験があります”と言ったところで、再就職は難しいと想定しているからです。
また、そのまま日本に滞在したとしても、仕事に満足できずに不満をもつ可能性が高いとも考えているからです。
最初、現状から逃れたいという気持ちが強かったので、方向性をしっかり持てと言われたときにはハッとさせられたとのこと。すぐに気づいてもらえてたのは、良かったです。
応募書類の添削
自己PRは、あれもこれもと盛り込みすぎで、一つのテーマに読み手にわかりやすい説明が抜けていると指摘しました。まずは、とにかく私に詳しく教えてと言ったと思います。ただ、全くダメではなく、小論文の形式で書けていたので、あともう少しという印象でした。
先日、いとこの履歴書の添削を頼まれたときに、私の言っていることが実感として理解できたとのこと。なるほど、今後は逆添削という方法で応募書類の書き方をアドバイスしてみます。
企業への応募状況
業種・職種を絞らないこと、ある程度の数を応募は必要かなと思っていたのですが、結局はキーワードを軸に応募企業を決めて、一社一社しっかりと対策を練りました。絞り過ぎてもダメだし、手当たり次第でもダメ。バランスを考えることは必要です。
また、キーワードの“地域活性化”のために“地域のまちづくり”と考えて、あまり目を向けていなかった業界への応募も勧めました。残念な結果でしたが、数年後に自分のキャリアを考えるときに、良い経験として生かせると思います。
最終的に、現在考えているキャリアプランにあった職場に出会えたことは、やるべきことを丁寧にした結果だと思います。