日本語能力に対して自信がないという留学生がいます。
確かに、目安としてN1はもっておいたほうが良いし、ある程度の日本語能力は必要です。
でも、本当に必要なのは、高い点数のテスト結果よりもコミュニケーション力です。
わからない言葉があったら、聞き返してください。聞き返すことは、その言葉を知らないだけです。
決して、コミュニケーション力がないと思われることはありません。
聞き返すことで、相手と言葉によるキャッチボールしていますので、そこにはコミュニケーションがあります。
それに、前向きに日本語を学んでいると評価されます。決して、日本語が分からない能力の足りない人とは思われません。
中途半端な思い込みのままで受け答えをしていると、話し相手と意思疎通ができません。
話し相手に本当にわかっているのかなと勘ぐられます。
一方で、コミュニケーション能力があると主張する留学生もいます。
よっぽど自分の日本語能力に自信があるのでしょうか。
でも、そんな留学生ほど、テストの高い点数とコミュニケーション能力を勘違いしています。
本当にコミュニケーションの意味を理解しているのかなと思います。
多くの日本の企業は日本語によるコミュニケーションを重要視しています。
でも、もっと大事なものがありそうですね。