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留学生の就職状況をデータから分析しよう

日本で就職活動を始める留学生が日本で就職活動を始めるなら、まずは留学生の就職状況をデータから分析し、留学生の就職の現状を知る必要があります。日本での就職活動を日本人と同様の応募プロセスで進めていきますが、就職率という結果からみると大きな差があること、ここ数年では留学生が就く業務内容に変化があることも読み取れます。

留学生の就職率は高く見積もっても70%以下。

日本では3月に学校を卒業し、4月になると新入社員として企業に一斉入社するという雇用の習慣があります。大手企業ほど、実績のある人よりも若く柔軟で育成できる人を一括で採用する傾向があります。文部科学省と厚生労働省による調査では、日本人の2018年春入社の就職率(大卒者)は98.1%と、高い水準です。しかし、日本学生支援機構の外国人留学生進路状況・学位授与状況調査では留学生全体の就職率は以下のように推移し、日本人と大きく異なります。

 

日本学生支援機構の調査やディスコ、マイナビなどのアンケート結果によると、卒業後、日本で就職を希望している留学生は60%から90%ですので、実際の就職率は40%から70%位といったところでしょう。

 

留学生の就職率は上昇傾向。でも、就労の在留資格の不認可率も上昇している。

2008年のリーマンショックの影響から、留学生の就職率は長らく厳しい状況にありました。しかし徐々に回復し、2016年ごろにはリーマンショック以前の就職率まで回復しました。就職率が回復する一方で、就労の在留資格変更の不許可率も20%近くまで上昇しています。

就労できる在留資格変更の許可が下りるようにしっかりと対策を取っておくことや、不許可になった場合すぐに再申請をするためにも、余裕のある就活スケジュールを組んでおくことが大切です。

日本の就職活動は世界でも特殊。留学生であることを意識し、就職活動を有利に!

現状を知らないまま就職活動を始めると、何をどうしたらよいのかわからず、ただ日本人の就職活動をなぞっているだけになりがちです。留学生が日本で就職するには、まずは「留学」の在留資格から就労できる在留資格変更をしなければならないことを理解した上で、応募企業や職種を選ぶことが必要です。また、このように応募企業や職種を選んでいるうちに、日本で自分のワークキャリアを進めていくのかを考えるきっかけになります。

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